日本被団協のノーベル平和賞受賞に関する理事長コメント

日本被団協のノーベル平和賞受賞に心からお祝い申し上げます。

核兵器使用の危機が叫ばれている中での今回の被団協の受賞は、ともに平和活動に取り組んでいる仲間として、大きな励みとなるものです。

1956(昭和31)年の結成以来、約70年間にわたり「ふたたび被爆者をつくるな」と先頭に立ち核兵器廃絶を訴え続けてきた被団協の皆様の地道な活動が国際世論を喚起し、2017(平成29)年に国連で採択された「核兵器禁止条約」につながりました。

これまでの皆様の長年のご努力に改めて敬意を表します。

今回の受賞が核兵器廃絶への新たな一歩となることを期待するとともに、長崎平和推進協会としても決意を新たに長崎を最後の被爆地にするために力を尽くしてまいります。

2024(令和6)年10月12日

公益財団法人 長崎平和推進協会 理事長 調 漸