長崎平和推進協会について

被爆地長崎の願いである「核兵器廃絶と世界恒久平和の実現」を目指して、会員や市民の皆様のご協力のもとに活動している公益財団法人です。
昭和58(1983)年2月、広く市民の参加を求め、初代理事長・秋月辰一郎氏(故人)の「小異を残して大同に集まる」という理念のもとに官民一体となった任意団体として発足し、昭和59(1984)年4月1日に財団法人長崎平和推進協会として設立しました。
以来、被爆体験の継承をはじめ、平和に対する意識高揚のための活動に取り組んでいます。平成23(2011)年4月1日には、公益財団法人長崎平和推進協会として、新たな歩みを始めました。

The Nagasaki Foundation for the Promotion of Peace

The Nagasaki Foundation for the Promotion of Peace is a public-interest incorporated foundation which, through the efforts of members and citizens, aims to bring about the elimination of nuclear weapons and the realization of eternal peace in accordance with the wishes of those in the atomic-bombed city of Nagasaki. The Foundation evolved from a voluntary organization launched in February of 1983 which sought to have participation from a wide range of citizens and unite people from the public and private sectors under the principles of founding chairman Tatsuichiro Akizuki
(now deceased), who called for “putting aside minor differences in order to work together as one.” This led to the establishment of the Nagasaki Foundation for the Promotion of Peace, Incorporated on April 1, 1984.
Ever since then, the Foundation has engaged in activities to raise awareness about peace issues, starting with efforts to preserve and pass on the testimonial accounts of atomic bombing survivors. On April 1, 2011, the Nagasaki Foundation for the Promotion of Peace began a new stage as a public-interest incorporated foundation.

理事長ごあいさつ

長崎平和推進協会理事長よりごあいさついたします。

ロゴマーク・愛称

長崎平和推進協会のロゴマーク・愛称を紹介します。

長崎平和推進協会の活動

長崎平和推進協会は、被爆体験の継承をはじめ、平和に対する意識高揚のため、次のような事業を進めています。

① 平和学習の提供(お申し込み)

被爆者による被爆体験講話、平和案内人による案内、家族・交流証言者による講話、DVDや原爆写真パネル貸し出しなどを行っています。

被爆体験講話

実際に原爆を体験した被爆者(継承部会員)が、戦時中の様子や自らの被爆体験をなどをお話しします。

平和案内人

被爆の実相と平和の尊さを次世代に伝えるる平和案内人(ボランティアガイド)が原爆資料館などを案内します

家族・交流証言講話

被爆者の高齢化が進む中、被爆者の体験を引き継いだ次世代の証言者が、学校や地域に出向き、講話を行います。

DVD貸出

修学旅行などの事前学習などのため、原爆関連のDVDを無料で貸し出しています。

原爆写真パネル貸出

事前学習や原爆写真展などでご利用いただける原爆写真パネルを、無料で貸し出しています。

② 平和活動をやってみたい方の支援・育成

「平和案内人」や「家族・交流証言者」など、被爆の実相を次世代に伝える人材を育成しています。

家族・交流証言者の育成

被爆体験を受け継ぎ、長崎県内外に出向き、講話をする「家族・交流証言者」を育成しています。

青少年ピースボランティアの育成

青少年が被爆の実相や戦争の歴史について学び、様々な視点から平和について考え、行動するボランティアを育成しています。

国際青年平和交流事業

長崎県在住の15歳以上(中学生を除く)30歳未満の個人またはグループから、企画を募集し、その企画を支援します。

秋月グラント

被爆体験の継承や平和意識高揚のための事業を実施する団体等へ助成します。

共催・協力・後援事業

協会の活動趣旨と一致する音楽会や講演会、シンポジウムなどの活動を助成し、平和事業を推進します。

部会活動

青少年が被爆の実相や戦争の歴史について学び、様々な視点から平和について考え、行動するボランティアを育成しています。

被爆体験講話者の募集

実際に原爆を体験した方で、ご自身の被爆体験を伝えませんか?修学旅行生など対象に「被爆体験講話」をしてくださる方を募集しています。

平和案内人の育成

原爆資料館や被爆建造物等を案内するボランティアガイド「平和案内人」を育成しています。

③ イベントの開催

講演会

市民のつどい

ナガサキ原爆写真展

市民対象碑めぐり

 

青少年ピースフォーラム

県外原爆・平和展

平和学習発表会

少年平和と友情の翼