令和4年度 秋月グラント「継承フォトワークショップ」【報告】

被爆体験の継承を目的とし、10代、20代の若者を中心とした個人・団体8組21名の参加者が、それぞれ被爆者の体験を聞き取りながら写真撮影を体験し、その内容について成果報告会で発表しました。

参加した若者たちは、カメラを入口とすることで「被爆継承」というテーマを取り組みやすいものとなり、さらに取材を通して被爆者の想いに触れ、作品づくりを通して伝え方を学ぶことができたと思います。

参加してくれた若者たちが、被爆者との出会いを「自分にしかできない」経験として受け止め、被爆体験を伝えられる人がいなくなっていく将来に向けて生かしてくれることを期待しています。

Studio One Nagasaki 代表 草野優介