秋月グラント

被爆・戦争体験を後世に伝えるための活動、平和交流を目的とした活動など、被爆体験の継承や平和意識高揚のための活動に取り組む個人や団体を支援しています。

この制度は、協会設立15周年を機に「ナガサキ平和創設グラント」として創設し、平成16年度より、初代理事長・秋月辰一郎氏の名前を冠した「秋月グラント」と名称を改めました。

秋月グラント 企画募集 (令和6年度の募集は終了しました)

助成対象次のいずれかに該当するもの
①国内外で事業を実施する、長崎県内の個人または団体
②長崎県内で事業を実施する、長崎県外の個人または団体
助成対象事業次のいずれかに該当するもの
①被爆・戦争体験を後世に伝えるための活動企画
②国内外において、国際的な平和交流を目的とした新規の活動企画
③調査研究・資料収集・教育などの幅広い平和啓発のための新たな活動企画
④その他、被爆体験の継承や平和意識高揚のための活動企画
募集期間4月1日~5月31日 
助成金額上限20万円(全体事業費の4分の3の範囲内)
申請方法所定の申請用紙に必要事項を記入したものを、メールまたは郵送
審査・決定方法長崎平和推進協会で審査の上、6月中に結果通知をメールまたは郵送

令和6年度 採用事業
事業名団体・個人名事業目的・内容期間
場所
アートバッグ・ピース・プロジェクト20247%erとなかまたち・障がい者が「平和」をテーマとした絵と協会ロゴやピースなねこを印刷した紙袋を製作する
・紙袋製作の経緯、団体、平和について記載したチラシとあわせて配布する
・イベントやマルシェ会場等で配布する
7月~2月
長崎市
平和朗読用物語の
制作発表会(上演)の開催
韓国・日本 
原爆平和を語る会
・平和朗読用物語を制作し上演する
・上演会場で、一般の朗読希望者には脚本(シナリオ)を無料配布し活用してもらう
・今年度制作、上演を行い、被爆80年以上の平和活動につなげる
9月~3月
長崎市
イベント会場
継承フォトワークショップStudio One Nagasaki・若い世代(参加者)が被爆者を取材、撮影した写真を作品として展示する
・取材を通して、被爆者の体験や内面に触れ、被爆の実相や実情をより深く知る
・作品づくりや報告会を通して、伝え方を学ぶ機会とする
7月~2月
長崎市
ロサンゼルスのウエストリッジスクールで原爆平和講話石田 久美・学校で英語で講話
・メッセージを書いたボードを持った被爆者の写真をアメリカの学校に展示
・アメリカの学生からのメッセージを原爆パネル展開催時に展示する
・栞を作成し学生に配布する
9月24.25日
アメリカ
令和5年度 採用事業
事業名団体・個人名事業目的・内容期間
場所
障がい者が作る
平和をテーマとした
紙袋制作・配布事業
7%erとなかまたち・障がい者の方々が作る平和をテーマとしたアート作品を活用して紙袋を制作する
・爆心地公園や平和公園などで配布することで、平和に関する啓発活動を展開する
8月~2月
長崎市
韓国ソウルへ
原爆・平和を旅する
韓国・日本 
原爆平和を語る会
・日本の平和団体と韓国の平和団体を通して、韓国で原爆の実相を語り、平和の尊さを学び合う
・相互理解を深め、歴史や文化を知ることにより、国際親善を計る
3月
韓国ソウル
継承フォトワークショップStudio One Nagasaki・若い世代を対象に、被爆者への聞き取り、撮影を行う
・作品展を開催し、ワークショップを通して継承活動を行う
7月~12月
長崎市
令和4年度 採用事業
事業名団体・個人名事業目的・内容期間
場所
継承フォトワークショップStudio One Nagasaki若い世代を対象に、被爆者への聞き取りや撮影のワークショップを実施し、継承活動への参加のきっかけをつくる6月~11月
長崎市
グラウンド・ゼロから
~新たな継承へのハンドブック~
竹田信平
アンチモニュメント・リサーチ・コレクティブ
継承の方法等についてまとめたハンドブックを日英で制作するとともに、イベントを開催し、若い世代、県外の人々の関心と議論を交わす機会の構築を目指す。6月~2月
長崎県美術館
「平和の旅」のDVD制作・普及「平和の旅へ」合唱団「平和の旅へ」の録画内容に長崎原爆等の映像を加えたDVDを制作し配布。
またYoutube配信により核兵器による被害の実相・核兵器廃絶を国内外へ発信する。
6月~9月
長崎市
Pray for Peace Collection 2022
in 長崎
Pray for Peace Collection 2022
in 長崎 実行委員会
「長崎を最後の被爆地としたい」という平和への願いを込め、
ファッションとアートで平和のメッセージを発信する。
8月9日
長崎県庁